工房内は戦場と化す

kanazawa21coc2005-03-17

いよいよ子供都市計画最終披露展『子供都市-虹の要塞-』まであと2日!!
いよいよお披露目まであと数十時間?というところまでやってきました。秘密のベールにつつまれた『GTRY』ブースも今日とうとう、取り払われました。そこから現れたのは、とても大きなパーツ部分。頭、ヘルメット、胴体、腕などなど。広かったはずの工房が狭く感じられます。全てのパーツパーツが人のスケールを遥かに超え、一体これが組み上がるとどのようになるのか?誰もが想像で描いたことのある巨大なロボット。これをヤノベさんは現実のモノにしようと格闘しているのです。
そして数日前からつくっていた『ジャイアント・トらやん』の構造体。さらに工房の床にH鋼が井型に組まれ、その上に、溶接した上半身部分を支えるように固定していきます。この様子はさながらここが鉄工所か!?と思わせるほど。
またこの日は最後のとなりの晩ごはん。「となりの晩ごはん」展覧会場だからと言って、美術館の会議室、しかも外からも中からも丸見えな部屋で3日間ご飯をたべるというこちらも前代未聞のプロジェクト。ホストは勤ちゃん。第3回目のホストかつ、美術館の操作スタッフの一員といったこともあり、顔なじみ。しかし、なかなか時間になっても始まらない。とりあえず、呼ばれるまで作業をし、いざ晩ごはん。向かった展覧会場の先には裸エプロンの勤ちゃんが!!(ちなみに上半身だけですよ)一同大ウケ。そしてメニューも、白飯、みそ汁、焼き魚とこれは、ヤノベさんの「となりの晩ごはん」プロジェクトのドローイングの再現となっていて、ドローイングポーズで写真撮影なんかもありつつ和やかな晩ごはん。
晩ごはんが終わった後は、すぐさま作業。『GTRY』は二手に分かれて、構造体と本体を合体していく作業と、足の部分の樹脂を貼っていく作業を。工房内を占拠し、いまかいまかとその姿をあらわそうとしている『ジャイアント・トらやん』。その作業は、熱が入り、火花は散るは、臭いはすごいは、音はすごいはで、もう戦場。他のスタッフも手を止めて、その作業を見入っています。
でも手を休めている暇はない!展覧会の準備のため、スタッフは総出で作業作業作業で、また朝を迎えるのです。
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○子供都市までのカウントダウン○
子供都市計画最終披露展『子供都市-虹の要塞-』まであと2日!