新たな出会い

kanazawa21coc2005-02-05

一般公開の土曜日ですが、今日はなんだか朝からにぎやかな研究所ではじまりました。朝10時に集合し、となりのもちこみお昼ごはんが開催されたのです!うどんを粉からつくるため、朝からのプチイベントとなりました。(詳しくはとなりの晩ごはんプロジェクトのブログにて)13時から一般公開なのでそれまでに終わらせようという計画だったのですが、同じく10時にはなんとマフラーを編みに来た子供たちが来所。同時進行で2つのプロジェクトがはじまったのでした。朝来た子供たちは先日出張を行った長田町小学校の子たち。今度は研究所に遊びに来てくれてマフラーを編んでいきます。午後からはもっと増えて、今日来た子供たちは27人。マフラヴスペースにはみ出して、編んだりと大盛況です。子供たちはリピーターが大半、みんなもう教えてもらわなくても編めるので、どんどん編んだマフラーが絨毯の上に積まれていきます。マフラーはなんと96m!どんどん記録更新です。
そして今日は新たな出会いがありました。それは研究所の電話がなり、美術館の方から村岡さんはいますか?と聞かれ、電話をうけとる村岡さん。美術館に村岡さんに会ってお話ししたい事があると美術館に来ているとの事。スタッフ一同はじめてのことにビックリしながらも、村岡さんは美術館へ向かいます。待っていたのは男子高校生。彼は香林坊ハーバーという学生が運勢している元映画館のスペースで、ダンスイベントを行う予定だそうです。そこでミラーボールをつくりたいと考えているようで、ミラーボール作家の村岡さんのことを聞き、美術館にまで来たそうです。村岡さんも自分の作品を見せながらアドバイスします。ヤノベさんは子供都市計画研究所のあるプロジェクト工房は金沢市民と美術館をつなぐものであり、自分はその架け橋となる役割をもつものと考えているとコメントしたことがありましたが、まさにそういう出会いがここであったのです。実際にモノをつくるスタッフが美術館の中にいて、何かをつくりたいと市民が訪れる交流も生まれるスペースでもあるのです。