雲を測る男にも

kanazawa21coc2005-02-11

いよいよ明日にせまったトらやんまつり。広報活動としてまず看板を設置。これは武藤さん率いる金沢美大の油絵科の面々が制作したもの。1月の「トらやんテレビまつり」の看板に描かれているトらやんとヤノベさん、村岡さんを残して2月の「マフラヴ・プロジェクト」用に上から描いていきました。前と同じように研究所の外壁に止めていきます。美術館に訪れた観覧者たちも何かのパフォーマンス?と言わんばかりに、足を止め、その作業を見つめます。そしてようやく設置完了。そしてその次は、編んだマフラーを一部、美術館のコレクションでもあるヤン・ファーブルの「雲を測る男」に巻きます。「雲を測る男」は美術館の屋上に立ち、常に雲を測っているので、彼も寒そう。広告もかねて巻いてあたためてあげよう!という魂胆。「雲を測る男」にマフラーを巻くのはのびアニキ。こちらも観覧者の方々が何だ何だと足を止めます。マイケル・リンの壁画の前にあるロッキングチェアでゆったりとしながら、その作業の一部始終を眺めている人も。マフラーも巻き「雲を測る男」もあったかそうです。冬の寒い中でもこれで大丈夫!そしてのびアニキは巻き終わった後も広報活動に余念がありません。次は明日のチラシを配り歩きます。チラシがなくなったら、研究所に戻り、チラシを補充しまた配りに行く。今日の広報宣伝できっと沢山の人々が明日のイベントに興味をもってくれたことでしょう。
そんな中研究所内ではパビリオンの制作とマフラヴの準備が大詰め。工房側もオフィス側もフルに使って作業を行います。そしてその作業は夜中まで続くのです。明日のお披露目は一体どうなるのか!?乞うご期待。