3月の展覧会内容どんどん決まる

kanazawa21coc2005-02-18

昨日3月の最終お披露目のタイトルが『子供都市―虹の要塞―』に決定し、すぐさま内容が決まり始めました。3月の19〜21日の披露展のプログラムやチラシのデザインなどなど。今回の展覧会は、子供都市計画研究所の滞在制作の集大成であり、また金沢21世紀美術館の開館記念展のクロージングということもあり、美術館とタッグを組んで展覧会を開催。担当学芸員の黒沢さん、広報担当の落合さんとともに、ミーティングを行い、展覧会やこれからの方向性を話し合います。
そしてその横では、GTRYチームが黙々と作業を行います。今日は朝から大きな荷物が届き、GTRYの半透明ブースの中に収納されました。外から白い巨大な壁となっているのがぼんやり見えます。工房のキャットウォークにまでのびるくらいの高さ。ジャイアント・トらやんに使われるのでしょうが、その大きさに圧倒。ジャイアント・トらやんはどれだけ大きいのか!?身長は7mということですが、きっと私たちの想像を遥かに超えた大きさであることは間違いなさそうです。
また、今日は子供都市計画研究所のメカニック担当の長瀬さんが来所。実は美術館内に展示している『スタンダ』の調子がずっと悪く、修理に来てくれました。働き過ぎでストライキをおこしているのでは?と言われたほど。閉館前に展示室に入ると、監視の方が、「今日修理に来るって聞いて、スタンダの立ち上がりを毎回チェックしましたよ〜午後からはいい子で、調子よかったですよ〜」と言って、1枚の紙を渡してくれました。そこには午後から、何時何分にスタンダが立ち上がったか、一回ごとの立ち上がりにかかった時間など、こと細やかに、記録してくれていたのです!しかし今日に限ってスタンダの調子がいいので、長瀬さんもどうしたらいいのか困っている様子。夜遅くまでスタンダと向き合いましたが、引き続き明日も作業。
そしてヤノベさんが深夜大阪に帰宅。出発ぎりぎりまで展覧会の内容をつめてヤノベさんはユニックで金沢を後にしたのでした。