晴れたり曇ったり。取材と踊る警備員さん。

kanazawa21coc2004-11-28

朝から、ドタバタと取材の用意。サヴァイヴァルガチャポンもオフィス側から工房側に移動した事により、瞬時に工房は「子供都市」の街並へと変貌した。取材にきた新聞社は元旦の特別号の表紙らしい。偶然来た子どもたちも写真に加わり「子供都市」に賛同した様子。撮影中、終始ヤノベさんと子どもたちは楽しそうに話す。そして今日は晴れたり曇ったり。スタッフたちで手分けして「トらやんニュース1号」や12月3日のイベントチラシを美術館に訪れたお客さんたちに配る。総数600枚くらいのチラシを配る。手伝ってくれている金沢美工大の学生たちは本当にパワフル。日々彼ら彼女らに助けてもらっており、本当に感謝。夜からはヤノベさんとスタッフ2名が『となりの晩ごはん』に出発後、ドーマー村岡氏の作品『子供デスコ』を撮影する。「子供都市計画研究所」の記録映像担当の監督・青木氏とそのアシスト大西さんによって、セッティングが行われ、ドーマー村岡氏がファインダー越しに踊る踊る。美術館はミラーボールに光を浴びキラキラと輝く。それを見た警備員さんが怒りにきたかと思うと、おもむろに一緒に踊り始める。「無邪気な気分になるなぁ」と言いながら他のスタッフたちと共に仕事を忘れてミラーボールを回していた。その楽しそうな雰囲気を感じてかは定かでは無いが、金沢21世紀美術館での展覧会の出品作家、マシュー・バーニー氏とパートナーのアーティストのビョークがやって来るという事件も。撮影が終了した頃に、ヤノベさん一同が『となりの晩ごはん』から戻ってこられた。そこからもう一度、レジデンスに戻り楽しい食卓を囲んだ。味噌鍋を食べながらアニメ・漫画の話で盛り上がる。明日は美術館は休館日。僕らはそんな日にこそ制作がはかどる。明日もまた楽しみだ。