たくさんの来客に、ヤノベ所長が戻って大賑わい

kanazawa21coc2005-01-21

今日も金沢は朝から雪が降り、晴れて、降っての繰り返し。寒い中、村岡さんは工房の扉を開けてトらやんヘッドの研磨をひたすら。一人でもくもくと磨いていきます。
また今日は美術館の教育事業ミュージアム・クルーズで中学生がたくさん訪れました。どうやら先生は生徒たちに、プロジェクト工房に見に行くようにと伝えたようで、いきなり100人くらい研究所に入ったでしょうか?未だかつてない研究所の混みようにびっくり!ここはいろんなものがあちらこちらにあるので、中学生は反応しっぱなし。クルーズクルーも3人応援に来てくれ対応します。なかでもこの間復活したばかりの『子供都市ガチャポン』は大人気。中に入っているサヴァイヴァルアイテムの標本箱も設置したため、みんな食い入るように見ていきます。
そして夕方、ヤノベさんと大阪スタッフが研究所に戻ってきました。お休みも返上。これから次なる展開に向け再始動です。

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?子供たちに大人気の『子供都市ガチャポン』とは??

ヤノベさんの作品である『子供都市ガチャポン』は1998年『サヴァイヴァル・ガチャポン』として登場。今回の『子供都市計画』では「子供都市の自動販売機」としてリニューアルされました。『子供都市ガチャポン』は未来を生き抜くために必要なアイテムを取り揃え、販売する機能をもった作品です。当初カプセルにおさめられたアイテムはヤノベブランドの日用品、医薬品、食料品等でしたが、次第にアイテムは多くの人々のアイデアによって再発明されています。と同時にひとつひとつのカプセルには、未来を担う子供たちがこれらのアイテムから生きる術を学んだり、生きていくために必要なモノとは何かを考えるきっかけとなるように、といった願いが込められています。
1/15のトらやんまつりでは、「ヤノベ所長とつくる子供都市ガチャポン」として金沢の子供たちがアイテムをつくるワークショップを行いました。子供たちがつくったアイテムは自らの気持ちも込めてカプセルの中に。そして『子供都市ガチャポン』に投入されました。このカプセルは、子供と子供をつなぐ未来の種子でもあるのです。
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