マンモス・プロジェクト・パビリオン始動

kanazawa21coc2005-02-03

今日新たなパビリオンのプロジェクトが動き出しました。マンモス・プロジェクトのヤノベさんの右腕こと伊藤さんが来所。マンモス・プロジェクトは今度開催される愛知万博で頓挫してしまった幻のプロジェクト。しかし伊藤さんが是非やりたいと学生たちとともに動き去年の9月京都アートゾーンにてマンモス・プロジェクト・オフィスを立ち上げた。そしてこのプロジェクトが子供都市計画のなかで次なる展開を行う事に。それは廃材でつくった20世紀のマンモスを氷づけにし、子供都市完成のお披露目の3日間でその氷が融けてマンモスの姿が現れるというもの。伊藤さんがこのプロジェクトのため、今日はある会社にお話を伺うために来たのです。ヤノベさんと一緒に会社に行き、いろいろアドバイスを聞き、実際につくっている氷を見せてもらいました。その氷は透明度が高く、ここまでの技術をもっているところもそうそうないとか。今度はマンモス・プロジェクト・オフィスのスタッフを引き連れて、つめて話をすることに。
また萬谷さんのパビリオン「Conduct r」が運ばれて来ました。この作品は中に段ボールから出ているネジを回すと一定のリズムが鳴り響き、自分の体内リズムが静かに狂い「いつものもの」を少しの間操作する、子供都市の実験工場なのです。このパビリオンはほぼ完成していますが、デティールの作業などが残っており、2月12日のお披露目までに完成する予定。他にも子供の石パビリオンや、のび太の家などのパビリオンが進行中、研究所では同時多発的にプロジェクトが動いており、目がはなせません。

マンモス・プロジェクトのくわしいことはこちらのホームページから
http://www.artzone.jp/mammoth/